ティアハイム小学校について

はじめまして、日本で初めての取組み”廃校を活用した保護ねこ施設”の
「一般社団法人ティアハイム小学校」と申します。
ティアハイムとはドイツ語で「動物の家」「保護施設」という意味です。
(世界的に有名なTIERHEIM BERLIN(ティアハイムベルリン)で聞き馴染みがある単語かと思います)
シェルターや保護施設は全国的に増えてきましたが
どの施設も「場所が足りなくてこれ以上は預かれない」という声を耳にします。
また狭い場所に多くの犬猫を保護した結果、施設自体の環境が悪化するというケースも少なくありません。
広々とした環境で安心して保護出来る施設を作りたい。

そこで着目したのは全国的に増えている廃校の存在でした。
ー ようやく見つけた理想的な物件(廃校) ー

私たちが出会った物件(廃校)は、岡山県のちょうど真ん中に位置する「吉備中央町」にあります。
周辺の環境は緑に囲まれ、穏やかな気候。
数年前に出版された書籍では「日本で最も安全な場所」の1つとしても注目された場所です。
この吉備中央町で数年前に廃校になった「大和(やまと)中学校」を保護施設として再活用する為に行政や近隣住民との協議を続けた結果、正式に動物保護施設の利用が認められました。

敷地面積約4000坪(3階建ての校舎(新耐震)、広いグラウンド、体育館)全てが動物のためだけに
使えることになりました!
ー ティアハイム小学校のこだわり ー

旧中学校なのに、どうして小学校?と尋ねられることがあります。
色々な事情で家を失った猫が、この場所にやってきて
また新しい家族と出会って巣立っていく(卒業していく)。 
そんなイメージをしたとき、猫たちは小学生くらいのイメージがぴったりだと感じたため
「ティアハイム+小学校」 というネーミングになりました。
ティアハイム小学校には一般的な健康チェックや処置、予防接種、不妊手術等に対応できる医療設備も備えております。「命を救いたい」という志を持つ獣医師の先生のご協力を得て、
猫たちの施設内での健康的な暮らしを支えてもらっています。